セントライト記念
セントライト記念の激走穴馬を探せ!

セントライト記念(セントライトきねん)は、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場の芝2200メートルで施行する競馬の重賞競走(JpnII)。菊花賞トライアルのサブタイトルが付いており、入着上位3頭までに菊花賞への優先出走権が与えられる。優勝馬主にラジオ日本より賞杯が贈られることから(1964年より贈呈)、「ラジオ日本賞」の冠がついている。

セントライト記念の概要

日本競馬史上初の三冠馬であるセントライトを記念する競走として、同じく馬名を競走名とするカブトヤマ記念とともに1947年に創設。当初は東京競馬場の芝2400メートルで施行されたが、その後施行場・距離は何度か変更され、1980年より現行距離・施行場に定着した(ただし1988年・2002年は新潟競馬場で施行)。1984年のグレード制導入に伴いGIIIに格付けされ、1987年にGIIに格昇格された。初期には菊花賞とほぼ同時期や、菊花賞後に開催されたこともあり、トライアル競走の側面は有していなかった。

関東圏唯一の菊花賞のトライアル競走となっているが、有力馬は神戸新聞杯(かつては京都新聞杯)に出走することが多いため、当競走の優勝馬は1984年のシンボリルドルフ以降菊花賞を制していない。菊花賞が10月下旬の施行となって以降では2001年の4着馬マンハッタンカフェが菊花賞を制している。また2004年にはホッカイドウ競馬所属のコスモバルクがコースレコードで優勝し、菊花賞の出走権を得ている。

3歳クラシック競走は繁殖馬選定の名目からせん馬の出走ができないが、本競走や青葉賞など一部のトライアル競走はせん馬の出走が可能であり、また1992年にはせん馬のレガシーワールドが優勝した。また、1957年にはアングロアラブのセイユウが制し、JRAのサラブレッド重賞では唯一のアングロアラブによる勝利がある。

2007年は馬インフルエンザの流行により、中央競馬所属馬のみで行われた。



トップページへ戻る


Copyright (c) セントライト記念の激走穴馬を探せ! All Rights Reserved.